ガンダムのプラモデル「ガンプラ」は同スケール・同モビルスーツが絶版にならずに兼売されている稀有な存在。新版のHGキットは可動範囲も広く、組んで良し遊んで良し。じゃあ旧キットがダメかというと必ずしもそうとも言えません。アナログ感が強く味わい深かったり、単純分割のモナカキットで容易に改造できたりで違う楽しさがあります。ギャンは旧キットの中にあってプロポーションも良好で、ちょっと手を入れるだけで劇中に近い感じになる好キット。本作ではシールドの裏を埋めた他は各部を詰めたり伸ばしたりを多少したくらいのものです。
富野監督待望の新作「機動戦士ガンダムGのレコンギスタ」から、当初は海賊と自称して登場するアメリア軍MS。よく特徴を捉えたこの傑作キットはモデルグラフィックス誌で開催された「グリモアコンペ」向けに完成させました。本体には大きな改造はしていませんがバックパックに各種ミサイルを背負わせました。ミノフスキー粒子がミサイルの存在を否定するガンダムワールドですが、長い年月を経てなお対策が取られていないとは考えにくいですし、散布されていたらそれを散らすミサイルや、逆に濃度を上げる粒子散布ミサイルなんてのがあってもおかしくないと思うのです。
劇中のSFSへのぶら下がり姿勢というのが印象に残ったのでバナナスタンドで再現してみました。SFS本体はこどもチャレンジの付録の「コラショの九九マシーン」をベースにでっち上げました。劇中でも海上での戦闘が多かったので、両機ともにカラーリングは洋上迷彩を施してみました。
1/400ガンダムコレクションに対応したミーティアユニット。ミーティアとはM.E.T.E.O.R Mobilesuit Embedded Tactical EnfORcer=モビルスーツ埋め込み式戦術強襲機の略。核エンジン搭載型MS用の巨大補助兵装。
1/144スケールは完成後のスペースを考えると尻後もしてしまいますが、これならお手頃なので2機そろえて製作しました。宇宙機っぽいデザインはなかなか魅力的です。地球が背景のショットはパソコン画面を背景に撮影。部屋を暗くすると画面からの青い反射がそれらしくて良いかんじではないでしょうか、と自画自賛。
懐かしのベストメカコレクション。もう少し細かな抑揚をつけた方がスケール感が出るのかもしれませんが、ミディア輸送機に付属のドムとからめることに主眼をおいてみました。腕部の長物はミサイルと解釈して作り直してあります。隊長機とアイコンタクトしているイメージです。